村本大輔

2020.01.18

先日の12日、「ウーマンラッシュアワー・村本大輔の独演会」を無事に開催することができました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。

独演会では村本さんならではの切り口とオチで、会場が何度も緊張と笑いに包まれていました。ある事柄や権力への批判(皮肉)と、そのこと自体を面白がるユーモアが絶妙に練られていたトークであったように思います。批判の対象は実に多様で、それは日常から些細なことでも疑問を持ち関心があるからこそ、そういった着目ができるのではないかと思う。サクッとスルーしない。そして、疑問に思うことをストレートに言う気概。←これが難しい。

もちろん、言い方や言葉のチョイスを気をつけないといけないこと(とき)も多々あるんだけれど、気を使い過ぎて言いたいことの本質が何も言えていないのでは意味がない。納得のできないことを放置して、やがて何も思わなくなるまで待つことも大事かもしれない。けれど、そういうことが増えすぎると、感性が麻痺してしまって何も思わなくなる自分がつくられていったとしたら、それはとても悲しいことだと思う。

 

「同調圧力」「協調性」など、日本的な特徴を語られるときによく使われる言葉ですが、それにも良い面と悪い面がありますよね。大概は悪い方の意味で使われることが多いけれど、きっと内面では違う方向を向いている人は少なくないと思う。村本さんの話しを聞いていると「言ってもいいんだな」「アレやってみようかな」て思えた人がきっと何人かはいたんじゃないかと思うんです。聞いててスカッ!と人も。

 

自分には自分の価値観や人生があって、もしかしたら誰にも共感してもらえないような趣味や楽しみ方もあるかもしれない。何かを言って反発を買うときもあるかもしれない。考えが100%合う人なんているはずがないから、だからこそ“落としどころ”を見つける必要もあるんあけど、言う前から妥協を探るような態度では何も解決できないよね。

 

村本大輔を異端として見ている人は多いように思うけれど、僕はとても自然体であるように見える。変に無理をしていない感じ。

 

 

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